「エビオス錠」といえば、人間用の胃腸薬として有名ですが、実はアクアリウムの世界では「コスパ最強のエビの餌」としても知られています。ミナミヌマエビの健康を維持するための栄養がたっぷり詰まっているからです。
ただし、人間用の錠剤をそのまま水槽に入れるため、初心者の方が失敗しないためのポイントを分かりやすく解説します。
1. なぜミナミヌマエビにエビオス錠がいいのか
エビオス錠の主成分は「乾燥酵母」です。これがエビにとって非常に魅力的な栄養源になります。
- 豊富な栄養素: ビタミンB群やミネラル、アミノ酸が含まれており、ミナミヌマエビの成長や脱皮を助けてくれます。
- 食いつきがすごい: 水槽に入れると、匂いに引き寄せられたエビたちが団子状になって群がる「エビ団子」が見られることも珍しくありません。
- 圧倒的なコスパ: 専用の餌に比べて1粒あたりの単価が非常に安く、長く飼育する上での強い味方になります。
2. 失敗しないための「与え方」と「量」
エビオス錠は水に溶けやすい性質があるため、与えすぎには注意が必要です。
- 量は「半分」や「4分の1」から: ミナミヌマエビが数匹〜10匹程度なら、1錠は多すぎます。手やカッターで割って、少量ずつ与えるのが基本です。
- 水に沈めるだけ: そのままポイと水槽に入れるだけで沈んでいきます。すぐにエビたちが気づいてツマツマし始めます。
3. 【重要】食べ残しは必ず取り除くこと
エビオス錠を与える際に、これだけは絶対に守ってほしいルールがあります。それは、**「大きな食べ残しを放置しないこと」**です。
エビオス錠は時間が経つと水中でふやけてバラバラになり、放置すると一気に水質を悪化させます。
- 数時間後にチェック: エビたちが飽きて離れていたり、原型を留めたまま残っている大きな塊があったりする場合は、スポイトや網で取り除きましょう。
- 水が白濁する原因: 食べ残しが溶け出すと、水が白く濁ったり、嫌な臭いの原因になったりします。小さな水槽で飼っている場合は、特にこまめな回収が大切です。
4. 毎日ではなく「おやつ」程度にする
エビオス錠はあくまでサプリメントのようなものです。ミナミヌマエビは水槽内のコケや微生物も食べているので、毎日エビオス錠をあげる必要はありません。
数日に一度、あるいは「最近元気がないかな?」という時の栄養補給として、おやつ感覚で与えるのが水槽を綺麗に保つコツです。
まとめ:正しく使えば強力な味方になる
ミナミヌマエビにエビオス錠を与えるのは、安くて栄養も摂れる素晴らしい方法です。
「少なめに与える」「残ったら取り除く」。この2点さえ守れば、エビたちは元気にツマツマしてくれます。まずはカケラを一つ落としてみて、エビたちの反応を観察することから始めてみてくださいね。

コメント